神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

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神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

参拝にお伺いした神社のご由緒書きを読んでいると神道の専門用語が出てくることがあります。
例えば郷社、延喜式、合祀などです。
≪菌神社(くさびらじんじゃ)のご由緒記≫

菌神社-神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

スマートフォンで調べたり四苦八苦しながらご由緒書きを読み進めていくんですが、これがスラスラ読めるようになるとまた神社の楽しみが一つ増えんるんだろうなぁと思います。

そこで・・・
せっかく覚えた神社の用語や神道用語を忘れないためのメモとして。
そして同じく専門用語に困っている方々に役立つよう(ライオンだけに)噛み砕いてこのページで解説していきます。
神社で新しい用語に出会う度に増やして行きます!

≪あ行≫

稲荷(いなり)

稲荷は穀物・農業を司る神様の一柱で、稲荷様を祀っているのが稲荷神社。
稲荷神社に付きものの白狐(びゃっこ、白いキツネ)は稲荷様のお使い。
江戸時代に商売の神として公認されたため稲荷社が急激に増え、現在でも末社や小さい祠などをたくさん見かけます。

延喜式(えんぎしき)

平安時代に作られた当時の法令集。
全50巻あり、9~10巻は神社の一覧表になっているため延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)と呼ばれています。
ここに載っている神社は当時の朝廷から重要視されていた神社ということになり、一つのステイタスとして式内社、または式社と呼ばれました。

≪か行≫

御朱印(ごしゅいん)

神社や寺院で参拝後に初穂料(はつほりょう)を納め『御朱印帳』に朱印と墨汁で社名や参拝日などを記載していただけるものです。
力強い筆字と朱色の印が映えとてもカッコ良く、参拝した記念になります。
≪金沢神社の御朱印≫

御朱印-神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

神社によっては朱色だけでなくカラフルなもの。
キツネなどの動物が描かれているもの。
七福神様の御朱印など、神社ごとに個性がありそれが集印の楽しみの一つでもあります。

御朱印帳(ごしゅいんちょう)

御朱印を頂くための専用の帳面。集印帳や納経帳とも呼ばれます。
御朱印をいただくにはまずこの御朱印帳を手に入れます。
(ノート等には書いて頂けません)
≪寒川神社の御朱印帳≫

御朱印帳-神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

御朱印帳の多くは蛇腹になっていて基本的に1つの面に1つの御朱印をいただきます。
(2~3面を使用して書くものもある)
片面に24つ集印できる御朱印帳が多いです。

御朱印帳は一部の神社やお寺で初穂料を納めて頂く他、雑貨屋さんなどオリジナルの御朱印帳も数多く販売されていて、見た目が美しかったりカッコ良かったり御朱印帳自体も大変人気で売り切れてしまうものも。
縦16cm×横11cmが標準サイズですが縦18cm×横12cmの大判サイズやその他の規格もあります。

尚、神社とお寺では別の御朱印帳に集印した方が良いとされています。

建立(こんりゅう)

お寺や堂塔を建てる場合は特別に建立という言葉を使います。
神社を建てる場合にも使われていることがあります。

≪さ行≫

祭神(さいじん)

その神社に祀られている神様の事。
神社では一柱では無く複数の神様を祀っている事が多く、メインで祀られている神様を主神。
それ以外の神様を配神(はいしん)と言います。

参詣(さんけい)

神社・寺院に神様に訪れること。

参道(さんどう)

参道は神社や寺院に参拝する為に通る道の事。
鳥居の内側の敷地内から始まる参道もあれば、規模が大きい神社やお寺になるとそこに通じるまでの町内の道を参道と呼んでいる事もあるのでどこからどこまでが参道かはそれぞれによります。
≪鎌倉 鶴岡八幡宮の参道≫

参道-神社の専門用語(神道用語)を噛み砕いて解説します

東京の『表参道』は明治神宮の参道が地名として定着した例。

参拝客(さんぱいきゃく)

神社・寺院に神様を拝むために訪れる人の事。

社務所(しゃむしょ)

神社の事務仕事を行う施設。
大きい神社になると御朱印やお守り専用の授与所がある場合もありますが、社務所で御朱印を頂ける神社も多いです。
社務所が神職住居を兼ねている場合もあれば特別な日(例祭など)以外は無人の社務所など神社によって様々です。

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