先日、三浦まで野菜を買いに行ってきました。
三浦で農家をしているモグラさんの野菜はどれもめちゃくちゃウマいんです。
時々プチ旅行気分で野菜を買いにお伺いしています。
直売施設で目当ての野菜を買った後モグラさんの家によってお茶をいただきながらお話していると横須賀の天神さまの情報を教えてもらいました。
昨年息子さんの大学受験で天神さまに合格祈願に行き、あの超難関といわれる動物東京大学に無事合格したのだそうです。
おおっ、すごいエリート!
そしてすごいご利益!
これはあやかりたい(レオは受験の予定はありませんけども)ということで、帰りに三浦半島唯一の天神さま、久里浜天神社に参拝することにしました。
【久里浜天神社のDATE】
社名 | 久里浜天神社(くりはまてんじんしゃ) |
住所 | 〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜5丁目19−1 |
電話番号 | 0120-753-000 |
公式HP | http://tenjinsha.or.jp/ |
駐車場 | 3台 ※車のお祓い所と兼ねています。 |
アクセス | ≪電車≫ 京急久里浜駅より 徒歩5分 JR久里浜駅より 徒歩10分 ≪車≫10~15分 |
御朱印の種類 | 久里浜天神社 |
初穂料 | 御朱印 300円 |
備考、特記事項 |
【久里浜天神社のマップ】
ところで天神さまとは?
天神さまとは菅原道真(すがわらみちざね)のこと、または菅原道真を祀る神社のことです。
昔、京に菅原道真という優秀な役人がいて政治に手腕を発揮しどんどん出世していきました。
しかしその出世を快く思っていなかった政敵の策略にはめられ京から遠く離れた北九州の地に左遷されてしまいます。
ニンゲン社会ってたいへん・・・
京を去る時に詠んだ歌はレオも聞いたことがあります。
東風(こち)吹かば
匂ひをこせよ 梅の花
主なしとて 春な忘れそ
菅原道真は左遷されてからわずか2年、京に戻ることなく悲しみに暮れたまま北九州の地で亡くなりました。
さぞ無念だったことでしょう。
その後、京では天変地異が多発します。
洪水、大火災、暴風、病気の蔓延などが起き、菅原道真を左遷させる原因を作った政敵は病死。
さらに朝廷の建物に落雷が落ちたくさんの死傷者が出ました。
人々は一連の災いを菅原道真の祟りだと考えその怒りを鎮めるために神さまとして信仰するようになりました。
落雷を落としたことから菅原道真を火雷天神さまと結びつけ『天神さま』として全国に広まっていったそうです。
今では菅原道真がとても優秀だったことから学問の神さまとしても広く信仰を集めています。
久里浜天神社の境内
久里浜天神社の鳥居をくぐり境内へ。
一番最初に目につくのは牛乗り天神さまの像。
菅原道真は牛さんとのゆかりが深く、天神社や天満宮にはよく牛の像が置いてあるんです。
久里浜天神社のは天神さまが牛に乗っているタイプ。
願懸けになっていて、体の痛いところや直したいところと牛の同じ部位を撫でるとよくなるとのことです。
また牛の頭の部分を撫でると学業上達やボケ封じによいのだそうです。
頭をしっかり撫でてきました!
こちらは安産子宝いぬ。
犬さんの周りに配置された自分の干支の石を撫でて子育てや安産、また子供や孫の無事成長を祈ります。
菅原道真が5歳の時に詠んだとされる歌。
境内には祖霊社や稲荷社などもありました。
拝殿にて参拝いたしました。
境内を出て横の道路から見ると拝殿と本殿の作りがよく見えました。
普段お参りする拝殿は手前で奥に本殿があり繋がっています。
久里浜天神社の御朱印
参拝後、境内右手にある授与所にて御朱印を頂きました。
牛乗り天神さまの朱印が押されています。
左下のお花も相まってほっこりする御朱印でした。
ご祭神
菅原道眞公(すがわらのみちざねこう)
≪相殿≫
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
素盞鳴命(すさのおのみこと)
例祭
八月十日直前の土・日
・土曜日 例祭・湯立神楽
・日曜日 神輿渡御
≪ご由緒≫菅原道真の夢のお告げ
その昔久里浜は葦原でした。
その地に新田を開発をするため砂村新左衛門(すなむらしんざえもん)という人が開拓をはじめました。
新左衛門は以前から崇敬していた西成郡上福島村天満宮から天神さまを勧請し、新田鎮護の神さまとしてお祀りしました。
やがて新左衛門は新田に水をひくため水門の工事に着手しますが工事は難航しました。
そんな時、新左衛門の枕元に菅原道眞公と天照皇大神(あまてらすおおみかみ)が現れお告げを授け、新左衛門はそのお告げに従いついに水門を完成させる事が出来ました。
久里浜天神社は三浦半島で唯一菅原道眞公を主祭神とする神社で「横須賀の天神さん」、「久里浜の天神さん」、「内川の天神さん」と呼ばれ親しまれています。