丹沢に囲まれた盆地、秦野市に湧きでる水は昨年(2016年)の名水百選選抜総選挙で美味しい水1位に選ばれたそうです。
うーん、飲んでみたい!
そんな名水の地、秦野には湧水を汲める場所がいくつもあります。
≪駅の近くを流れる湧水≫
≪秦野駅前を流れる川≫
水があるのに名前は水無川(みずなしがわ)。なんで?
秦野市のとある神社の境内にも『井之明神水(いのみょうじんすい)』という名水が湧きでているそうです。
その神社で祀られている神様もやはり水神様。
今回は名水の地、秦野市に鎮座する曾屋神社に参拝しました。
【曾屋神社のDATE】
社名 | 曾屋神社(そやじんじゃ) |
住所 | 〒257-0031 神奈川県秦野市曽屋1-6-10 |
電話番号 | 0463-81-0805 |
公式HP | http://www.soyajinja.com/ |
駐車場 | 無料駐車場あり 15台 ※大型バスは要連絡とのこと |
アクセス | ・秦野駅から徒歩 約20分 ・北口バス乗り場からバスで約10分。「宮前」下車、徒歩0分 ・東名秦野中井インターチェンジから4km |
御朱印の種類 | 曾屋神社 |
初穂料 | 御朱印 300円 御朱印帳 1,500円 |
備考、特記事項 |
【曾屋神社のマップ】
曾屋神社の黒鳥居
秦野駅から商店街の雑貨屋などを覗きつつのんびり歩いていきます。
気持ちの良い午後です。
20分くらい歩くと、前方にこんもり森のような空間が見えてきました。
目指す曾屋神社です。
入口の立派な黒い鳥居。
高円寺の氷川神社(気象神社)も黒鳥居でしたが結構珍しいですよね。
真っ赤な鳥居も大好きですがシックな黒鳥居も格好いいです。
御朱印は社務所にて
境内には銀杏がたんまり落ちていました。
曾屋神社の本殿で参拝し、御朱印をいただきに境内を出たところにある社務所に向かいます。
≪本殿≫
境内のすぐ裏手には秦野の名水が飲める『井之明神水』がありました。
駐車場があり、井之明神水のそばまで車で入って来られるようになっています。
この日も汲みに来ている方がいらっしゃいました。
社務所では御朱印をいただく間、玄関に座って待たせていただきました。
おばあちゃんライオンの古い家を思い出して懐かしい気持ちになりました。
≪曾屋神社の御朱印≫井之明神
曾屋神社の御朱印には『井之明神』の文字。
これは曾屋神社のかつての名前なんだそうです。
ご祭神
主神は水の神様です。
水波能売命(ミズハノメノミコト)
水を司る神様
伊邪那美命(イザナミノミコト)
延命長寿・和合の神様
誉田別命(ホンダワケノミコト)
文化・教育・寿徳・産霊の神様
事代主命(コトシロヌシノミコト)
豊漁・商工業繁盛・恵比寿様
加茂別雷命(カモワケイカツチノミコト)
開運・国家鎮護ひいて安全を導く神様
菊理比売命(ククリヒメノミコト)
和解・招福・物事の仲介の守護神
例祭
7月10日 本殿祭
≪ご由緒≫秦野名水の守り神
その昔、曾屋神社の辺りは土地の貴重な湧水地だったため水の神様をお祀りしたことが起源。
当時の社名は『井之明神社』でした。
ご神木だった杉の大木のもとコンコンと水が湧き出していたそうです。
明治六年に付近に鎮座していた「加羅子神社」「八幡神社」「熊野神社」「加茂神社」
「白山神社」「牛頭天王社(後に分祀)」を合祀し、曾屋の村名をとり「曾屋神社」と改称。
現在も秦野の名水を守っています。